私たち日本人の食卓に欠かせないものと言えば、白米です。最近では様々な品種のお米が販売されていますが、昔から多くの人に親しまれているブランド米にあきたこまちがあります。そんなあきたこまちはどのようにして誕生し、どんな特長があるのかご存じですか。
■ あきたこまちはこうして誕生した
昭和40年代にスタートした自主流通米制度によって、「美味しいお米でないと売れない時代」を迎えた頃、秋田県はブランド米であるコシヒカリ・ササニシキを栽培するのに適している環境ではないことから、適当な良食味品種を持っていませんでした。そのため、秋田の環境に合った新しい品種を作らなくてはという思いから、昭和51年になると農家や県の農協からの要請により、県農業試験場に水稲品種科が生まれました。
美味しさへの挑戦
福井農業試験場で交配されていた雑種1代(コシヒカリと奥羽292号)7株のうち1株を譲り受け、そこから新品種の育成・選抜が始まったのです。
第二次世界大戦により一度はストップしたものの、何度も選別・試行錯誤が繰り返され、昭和55年についに有望な2系統に絞られました。そのうちの1つが昭和57年に「秋田31号」と命名され、昭和59年に奨励品種に採用されると、そのあまりの美味しさにあっという間に全国に広がっていき、多くの人に知られるようになったのです。そして昭和59年、日本米の王様コシヒカリに奥羽292号を掛け合わせて誕生したのが「あきたこまち」です。
■ 名前の由来は「小野小町」
秋田31号を全国に普及するため、まず名称の公募が行われました。当時のブランド米はカタカナ5文字が主流でしたが、日本美人の代名詞と言われた秋田県雄勝町生まれの小野小町にちなんで、「あきたこまち」という名前がつきました。
この名前には、美味しいお米として名声を得るようにとの願いも込められています。その名に込められた願い通り、今では日本を代表するブランド米として多くの方に親しまれています。
■ あきたこまちの味の特長
あきたこまちの特長は何といっても、旨み・甘み・粘り・歯ごたえなどのバランスが非常に良いということです。旨みが強いのに濃くなく、粘りはあるのに強くはなく、やや小粒なのにハリがあり歯ごたえが良く、あっさりと食べることができます。炊き上がりのツヤ・光沢もとても美しく、炊きたてはもちろん、冷めても美味しい米です。また、パサつきやすくなる玄米も、あきたこまちの玄米であれば粘り気が強く良い食感を楽しむことができるのです。
有機栽培の玄米や胚芽米を産地直送で
当農場では、JAS有機栽培米を通販にて取り扱っています。無農薬無化学肥料で栽培したお米なので、安心・安全に食べていただけます。収穫の季節には、新米をお届けすることもできます。白米はもちろん、玄米や胚芽米のあきたこまちも産地直送いたしますので、お気軽にご利用ください。
無農薬米・JAS有機米・玄米・あきたこまちの通販【産直農場自然工房】 概要
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取扱商品 |
JAS有機米、無農薬米、有機栽培米、玄米、あきたこまち |
説明 |
有機JAS認定の有機栽培米・無農薬米の通販なら【産直農場自然工房】をご利用ください。あきたこまちの白米・玄米・胚芽米を産地直送でお届けいたします。無農薬で安心できるJAS有機栽培米をお取り寄せください。 |
国 |
日本 |
都道府県 |
秋田県 |
市区町村 |
南秋田郡大潟村 |